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【マーケティングデータ】高校生が地元の大学へ進学する割合

最近は地元志向が強まっているとも聞きますが、実際はどうなんでしょうか。以下の記事では、高校卒業と同時に約7割が転出すると書いてあります。

人口減少の要因として多くの自治体で課題と考えているのが、若者の回帰率低下です。 ある地方では、高校卒業と同時に約7割が大都市圏へ転出し、就職時に地元へ回帰する若者は約4割。そしてその比率は年々低下しています。この比率は大都市圏との距離や通勤圏の広がりによって変わってきますが、概ねこのくらいの比率の自治体が多いようです。

引用:【地方創生事業】若者が地方に就職しない理由は | 綜合キャリアグループ 新卒採用サイト「3倍速の成長で描く30歳の自分。」

気になったので、これが本当か確かめてみました。総務省が公開している統計データの中で、「出身高校所在地県の大学への入学者割合」というデータがあります。言うなれば、これが地元高校を卒業した後、地元の大学へ進学した人の割合を示す数値です。ここではこの割合を「地元大学進学率」を呼びます。

 

岐阜県の地元大学進学率

まず岐阜県を見てみましょう。

1980年からのデータを示していますが、最新の2014年で18.8%です。100人の高校3年生がいて、翌年に岐阜にいるのは19人ぐらいということですね。

 

愛知県の地元大学進学率

次に、岐阜県の隣の愛知県を確認してみます。

こちらは最新の2014年で70.6%です。岐阜県とは真逆で、多くの人が地元に残る選択をするようです。

 

三重県の地元大学進学率

次に三重県です。

こちらも2014年で20.2%となっており、岐阜県とあまり変わらない数値ですね。

 

静岡県の地元大学進学率

最後が静岡県。

グラフで見ると顕著ですが、右肩上がりで上昇してきており、2014年では28.4%になっています。

 

地元回帰のトレンドがみえる

岐阜県や静岡県の過去からの推移をみると、近年は割合としては地元に残る割合が上昇していることがわかります。トレンドとしての地元回帰は年々少しずつかもしれませんが、上がってきていると思われます。

中小企業の重要な経営課題のひとつに、高齢化があります。

https://ladder-consulting.com/%E8%B6%85%E9%AB%98%E9%BD%A2%E5%8C%96%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%A7%E4%B8%AD%E5%B0%8F%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%8C%E7%9B%B4%E9%9D%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%AA%B2%E9%A1%8C/

 

そういう中で人材確保を行い、組織を継続できる体制を構築する必要があるでしょう。若者が徐々に地元志向になっていることは、地域に根を下ろす中小企業としてはプラスに作用すると思います。