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中小企業はマーケティングでFacebookやTwitterをどう使うべきか

経済産業省はBtoCにおけるソーシャルメディアに関する企業の活用に関して、調査報告書を発表していました。

企業のソーシャルメディア活用に関する調査報告書を取りまとめました(METI/経済産業省)

この調査結果を見ると、企業はソーシャルメディアをどういう風に活用すれば良いのかが見えてきます。

 

ソーシャルメディアは多くの世代でたくさん利用されている

調査報告書の冒頭で述べられていますが、ソーシャルメディアの利用率はここ数年で非常に上昇しています。

近年、スマートフォンの普及等に伴い、ソーシャルメディアの利用者が増加している。情報通信 政策研究所の「平成 26 年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、ソーシ ャルメディアの利用率は全年代で平成 26 年度に 62.3%と 2 年前に比べて 20 ポイント増加してい る。30 代では 82%、20 代では 95%とほとんどが利用している状況である。このことから、消費者の 消費行動においても、ソーシャルメディアから得られる情報が影響を持つようになってきていると考 えられる。

このことから、普段接触するメディアとして、重要な存在になってきていると言えるでしょう。

 

また、ソーシャルメディアに触れる時間について、各年代別に見たのが以下のグラフになります。

ソーシャルメディア

(出所:平成26年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

 

これをみると、若年層から順番にソーシャルメディアに接触する時間が長いことがわかります。つまり、10~20代にリーチしたいと考えるなら、ソーシャルメディアは非常に有利なマーケティング手段になる可能性があります。

 

業界ごとにソーシャルメディアの反応度合いが異なる

今回の調査は、業界ごとにソーシャルメディアがどういう役割を果たしているのかを、定量的に示してあります。

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グラフでは、ソーシャルメディアにおける受け手の反応を「消費活動」「好感」「興味関心」の3つで表現されています。

この中の「消費行動スコア」がわかりやすくて、ファーストフードやコンビニ、ドラッグストアなどが高い数値を示しています。これを見ると、ソーシャルメディアは購入までの意思決定が短いものは非常に向いていると言えます。自動車などの購買までの意思決定が長いものは、ソーシャルメディアから直接消費してもらうことを考えるのではなく、ブランドを重視したコミュニケーションづくりが良いのでしょう。

言われてみると「そうだよね」という感じがしますが、企業のソーシャルメディアを見ていると、意外にそのあたりは強く意識されていなかったりします。改めて、自分の業態を考慮した上でソーシャルメディアをどう活用するのか考えてみると良いのではないでしょうか。

 

中小企業の場合、経営者の知り合い・友人との内輪ネタになってしまったり、逆に宣伝情報しか載せないと言うこともよくあります。あと、最近は少なくなりましたが、「Facebook使えば、売上が上がる!」みたいな宣伝をネットでよくみかけ、「ソーシャルメディア万能」的な扱いを受けていました。

しかし、経産省の調査結果からわかる通り、業態やターゲットとする年代によって、ソーシャルメディアの向き・不向きは確実にあります。年配の世代に二輪車を売ろうと思ったら、ソーシャルメディアなんてほとんど意味がないからです。

ソーシャルメディアをマーケティングに活用するなら、

・ターゲットは若い世代
・売上を上げるなら、意思決定が短い業態で
・それ以外の業態なら、ブランディングを高めるためのコンテンツづくりを

ということを意識してみましょう。