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SEO対策して検索順位で一番になることにこだわりすぎてませんか?

以前、「自社のウェブサイトは、このキーワードで検索1番になりたい」と言う相談を受けたことがあります。

その時には、「検索順位で1番になる」と言うのはどこまで意味があるのか、よくよく考えなければならないと言う事をお話しさせていただきました。改めて、検索順位というものを考える時に注意すべき点をここで書いておきたいと思います。

 

検索結果は一人一人変わっている

意外と知らない人が多いのは、同じキーワードで検索しても、検索結果は一人一人違ってきているということです。

あなたがGoogleアカウントに登録してログインした状態であれば、ほぼ間違いなく検索結果は、あなたの好みに合わせて変化しています。

(試しに、Google Chromeを使われている場合は、「シークレットウィンドウ」でブラウザを開いて検索してみてください。比べてみると、その違いがわかるはずです。)

これは、同じキーワードで検索したとしても、求めている情報のジャンルや傾向が異なるので、それぞれ個別に検索結果の表示順位を変えるなどして、最適化した方が望ましい検索結果になるという考え方に基づきます。

(この辺りの詳しいことを知りたい方は、「フィルターバブル」という本がおすすめです。)

つまり、各個人によって検索結果が異なっているのですから、検索順位を厳密に気にすることはどこまで意味があるのか、考える必要があります。

ただし、検索順位は大幅に個人によって異なるということもないので、ある人で高い検索結果であれば、総じてある程度検索順位は高くなると思われます。ここで言いたいのは、単純に「1位だからよかった!」とはならない、という意味です。むしろ、平均掲載順位がどの程度で、そこからどの程度クリックが生まれているのかの方が重要だということです。

 

キーワードの検索ボリュームと競争環境を確認する

「このキーワードで一番になりたい」という経営者の方がいますが、検索ボリュームがそれほど多くない場合があります。

検索キーワードが月間どの程度の検索回数担っているかは、Googleのキーワードプランナーで、誰でも調べることができます。

ここで検索回数がほとんどないキーワードで対策しても、ほとんど意味がないことになってしまいます。

一方で、検索回数がとても多いキーワードは「ビッグキーワード」と呼ばれ、競合が激しく、それぞれがコンテンツを量産し、SEO対策などにも資金や労力を大きく投入しているため、検索結果の上位に入り込むことが難しくなっています。

中小企業が勝つためには、ビジネス上、ある程度検索回数が見込まれるキーワードを選定し、それを複数積み重ねることで、顧客を引き込んでいく必要があります。

これらのデータや自社のマーケティング戦略を理解し、ただしいキーワードを選定しましょう。

 

業態によっては対策が報われないことも

飲食店や小売業などの場合、自社のウェブサイトをどれだけ頑張っても、あまり報われないこともあります。飲食店であれば食べログ、小売の場合はAmazonや楽天という強力なプラットフォームがあるからです。

ユーザーは、お店や商品を探す時に、まずそれらのプラットフォームサービスのサイトへ行き(あるいはスマホアプリを起動し)、検索してしまいます。Googleなどの検索エンジンは使われないのです。

そういう場合は、それらのプラットフォームにいかに効果的な情報を掲載するかを考えた方が、効果的なマーケティングになります。

もちろんそのような場合でも、自社のウェブサイトにSEO対策することが無駄とは言いませんが、お金や労力をかけても報われないこともある、ということです。限りある経営資源を、どのマーケティング手段に投じるかは、このように想定される効果と組み合わせて考えられるべきだと思います。

 

ということで、自社のウェブサイトで検索順位を上げたい!とお考えの方は、上記を踏まえた上でどういう対策をするのか考えてみてはいかがでしょうか。